YAPC::Asia 2014でトーク当選しませんでした - あるいはお盆に向けた供養エントリ
表題の通り、YAPC::Asia 2014に応募していたトークが落選してしまいました。
今年は競争率が高かったということもあり、仕方がないと思っている部分もありますが、さすがにそれではあまりにも悲しいですので、「僕なり」にもう少し細かく分析してみようと思います。
僕の宣伝不足
選考期間がちょうど公私ともにたてこんでいた時期だったこともあり、結果的に宣伝不足であったことは否めません。
というか、半分くらいこれのせいだったのかなぁ、ちょっと今となってはわかりませんが。
今年のトーク採択傾向 - ORマッパーの話は食傷気味?
一昨年とか去年あたりには、TengというとてもナイスなORMの話題で盛り上がったと記憶してますが、どうやら今年は違ったようでした。
まず、インフラ系の話題が強いイメージを受けました。巷ではDockerが話題を掻っ攫っていった感があり、実際トークにもDockerの話が採択されていたりするようです。デプロイ自動化やネットワークの話などもありますね。
そしてもうひとつの流行は「Perlではない言語」についてのトークです。Go, Swift, Rust などなど、今年の前半では新しい言語が多数花開いたわけですが、採択されたトークにもそれらは反映されています。
反面、ORMの話題はざっくり見た感じ、ほぼ無い様に見受けられました。これが流行り廃り、というやつでしょうか。
そして印象的だったのが、応募されたトーク(採択の可否にかかわらず)全般において、Perlの要素が薄めのものが多かった、ということでした。これについて僕は好意的な印象を持っており、他の言語のエッセンスを一気に吸収できるチャンスだと感じております。
プロポーザルの内容が薄めだった?
個人的には、プロポーザルの内容はそこそこしっかり書いたつもりではあったのですが、もしかして薄すぎたのかなあ、という反省をしております。
しかし、プロポーザルを一生懸命書きすぎて、そこで燃え尽きるというような事はしたくなかったし、共同発表者のtsucchiさんの発表について、詳細まで縛りたくない、という意思もあったので、結果としてあのようなあっさり目のプロポーザルにしておいたのでした。
今は採択されたトークのプロポーザルを見て、来年を見据える次第です。
まとめ
お盆に向けての焼香エントリでしたが、Otogiriは現在進行形で活用されております(少なくとも僕はつかっている)し、少しずつ改善されていたりします。
PerlのREPLであるところのreplyからも簡単に使えたりしますし、さほど難しいものでもないですので、もしよかったら使ってみてください!